行政書士 磯野法務事務所
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争いになった時、既成の契約書で勝てますか?
●タイトル
何の契約書なのか、売買契約書、賃貸借契約書など名称をはっきりさせます。 合意書、覚書などとする事もあります。
●当事者
ご存知のとおり 甲○× 乙△□ と当事者の名前(商号、代表者名)、住所(所在地)など、さらに場合により 貸主、借主などの法律行為の役割を表示することもあります。
●印紙
契約には、印紙税法により印紙を貼る必要があります。印紙額は契約の内容、定める金額などにより違いがあります。印紙は契約書が複数になってもそれぞれに貼る必要があります。また、消印が必要です。消印は基本的には当事者双方が押しますが、どちらか一方が押印していれば印紙は使用済みということになります。(印紙を貼り忘れた場合、印紙税法違反となりますが、契約の内容そのものは有効です。でも、忘れないようにしましょう。)
・建物賃貸借契約
・不動産売買予約契約書
・土地賃貸契約書
・土地使用貸借契約書
・金銭貸借契約書
・委任、委託契約書
・請負契約書
・営業委託契約書
・株式譲渡契約書
・販売契約書
・代理店契約書
・示談契約書
・遺産分割協議書
・合意書
・念書
別紙に目録や見積りが付くとか他の書類を添付する場合また、契約書が複数枚になるときは当事者それぞれの割印をします。
●割印
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契約書?
●数字
金額については特に漢数字(壱、弐など)が書き換えられにくいので良いとされています。また、金額のすぐ前に『金』や末尾に『円』をつけます。
●縦書き?
縦書きでも、横書きでもどちらでもかまいません。
細かい点の訂正を可能にするために使います。通常上の余白に当事者それぞれの印を押します。 が、契約書では危険ですので、特別に事情のあるとき以外は押さないようにします。
●捨印
二本線で字を訂正したときにすぐ上(左)の余白に削除△字、加入□字と入れて、当事者それぞれの印を押します。でも、金額の訂正はやめましょう。
●訂正印
文章下(横)に余白があり、そこに書き込みをされたくない場所に当事者それぞれの止め印をします。
●止め印